三好長慶のこと。

実は、僕もよう知らんかった。

堺に生まれて、

この街の空気の中で育ったのに、

三好長慶 のことは、

つい最近まで、ちゃんと考えたことがなかった。

名前は、たしかに聞いたことがある。

でも、信長や秀吉みたいに、

顔が浮かぶわけでもなくて、

物語が勝手に始まる感じもなかった。

せやのに、

少し調べてみたら、手が止まった。

この人、

信長より先に京都を押さえて、

将軍まで追い出してる。

それって、

歴史の教科書なら太字になってもええ話やのに、

ずっと静かなままや。

大きな音を立てへん武将

三好長慶は、阿波の生まれ。

けど、歩いた場所は、京都で、堺やった。

戦で名を上げるというより、

街がどうやったら持つのか、

人がどうやったら離れへんのか、

そんなことを考えてた人みたいや。

将軍を担いだり、外したり。

京都の空気を整えたり。

堺の商人と、ちゃんと話をしたり。

刀を振り回すより、

言葉と仕組みで時代を動かそうとした武将。

せやから、

派手な場面は少ない。

でも、あとから振り返ると、

この人が作った地面の上を、

信長が歩いてるようにも見える。

堺という街と、似た匂い

堺は、戦わんでも生きていこうとした街やった。

商いで立って、

話し合いで守って、

なるべく血を流さずに続いていく場所。

三好長慶は、

その空気を、ちゃんとわかってた人なんやと思う。

力より、段取り。

支配より、バランス。

目立つことより、続くこと。

堺の夜に吹く風と、

どこか似てる。

この街に生まれて、

この人を知らんかったの、

ちょっと損してた気もする。

勉強するなら、このへんから(アフィリエイト)

三好長慶のこと、

もう少しちゃんと知りたいな、と思った人へ。

僕みたいに、

歴史が専門ちゃう人でも読みやすかった本。

入り口にちょうどいい一冊

『三好長慶 戦国最初の天下人』(平凡社新書)

派手に盛らず、

でも丁寧に、この人の立ってた場所を教えてくれる。

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もう一歩踏み込みたい人へ

『三好一族の興亡』(中公文庫)

一人の英雄やなくて、

「家」と「時代」がどう崩れていったかが見える。

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どっちも、

読み終わったあと、

信長の見え方が少し変わると思う。

勝手な話やけど

三好長慶は、

一気に酔わせる酒やない。

ゆっくり飲んで、

あとから効いてくる、

そんなタイプの人物や。

せやから思う。

三好長慶、

大河ドラマの主人公にしたら、

派手さはないけど、

めちゃくちゃ渋い物語になる。

僕はもう少し、

この人のことを、

時間かけて勉強してみようと思ってる。

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